JFL後期第11節、TDKSCは10月4日、仁賀保グリーンフィールドでジェフリザーブズと対戦し、3-2で逆転勝ちしました。
2009JFL後期 TDKSC対ジェフリザーブズ
これまでのリーグ戦で得点力が課題の両チームですが、戦前の予想に反し、この試合は点の奪い合いとなりました。
試合開始早々、風上のジェフがハーフライン付近からの意表を突くロングシュートでいきなり先制。その後は、TDKのサイド攻撃が奏功し、相手ゴール前に何度も侵入するようになると、35分、サイドを駆け上がったSB高橋臣徳選手のクロスから、最後はFW松田正俊選手が冷静に相手DFをかわし同点ゴールを蹴り込みます。
その後も、何度も決定機をつかんだTDKですが、相手の必死の防御の前にあと一歩の決定力を欠き、同点のまま前半を終えます。
後半も押し気味のTDKは、53分にCKからチャンスをつかみFW横山聡選手が押し込み勝ち越しに成功。しかし、次第にボールの保持率を上げてきたジェフリザーブズの前に61分、中盤でのダイレクトプレーから最終ラインの裏へと抜け出され同点とされます。
スタンドにも引き分けの雰囲気が漂い始めた86分、TDKはこの日何度もチャンスを生んだ右サイドの攻撃から、途中出場の富樫豪選手がシュート性のクロスをゴール前に入れると、同じく途中出場の菅原太郎選手が押し込み、再び勝ち越しに成功。その後のジェフの反撃を冷静にしのぎタイムアップ、JFL昇格後初となる4連勝を飾りました。
映像はTDKの得点シーンと試合終了後の様子です。
前節に続き、勝負強く接戦を制したTDK。通算成績は10勝4分け14敗、勝ち点を34に伸ばし、順位も流通経済大を抜き14位に浮上しました。
次節は再び仁賀保グリーンフィールドでのホームゲーム、10月18日(日)午後1時より、こちらもこのところ好調なFC刈谷を迎え撃ちます。